Lenovo(レノボ)は9月28日、同社の「ThinkPad」シリーズに、ユーザーの個人情報を送信するスパイウェアが搭載されているという疑惑が、報道機関やソーシャルメディアで報じられたことを受け、同社の統計データ収集に関する声明を、日本語でも発表した。

レノボが統計データ収集に関する声明で、個人情報収集を否定
レノボの統計データ収集に関する声明

それによると、同社は既存の製品と将来的な製品の品質を向上するために、利用状況に関するデータを収集しているが、このデータは、特定の顧客やデバイスを追跡しないように、個人を特定できない形で収集されている、とのことだ。

データの収集にあたっては、エンドユーザー向け使用許諾契約などで、初回起動時にデータ収集について通知しており、ユーザーが同意しない場合は、データの収集を行わないようにできるそうだ。また、データの収集で個人情報が収集されることはない、とのこと。

この声明でユーザーが納得するかどうかだが、ユーザーがデータ収集に同意しない場合の、データの収集を行わない方法を、ユーザーは知りたいのではないだろうか。