Heroku は、開発者をターゲットにした PaaS プロバイダー。これまでも Java や Node.js といった言語サポートを追加してきた。その Heroku が、PHP サポートを追加すると発表した。
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Heroku は、開発者をターゲットに、プラットフォーム・アズ・ア・サービス(PaaS)を提供するクラウドプロバイダー。これまでも Java や Node.js といった言語サポートを追加してきた。その Heroku が、PHP サポートを追加すると発表した。
PHP は、すでに Google App Engine、Amazon Elastic Beanstalk、Windows Azure といった大手 PaaS サービスによってサポートされている。Heroku による PHP サポートの追加は、これら大手プロバイダーの動きを追うものだ。
Heroku の プロダクト VP である Adam Gross 氏は、Heroku が PHP サポートを決めた理由は2つあると述べた。その1つは Facebook が「HipHop VM(HHVM) for PHP」を開発したこと。これにより、PHP は現代的な VM フレームワークを提供可能な言語になったという。
もう1つの理由は、PHP 開発者の数にあるという。Gross 氏は次のように述べている。
「PHP 開発者は、開発者宇宙におけるダークマターのようだ。目に見えないし、声もあげない。だが、そこには多くの開発者が存在している」
Heroku クラウド開発プラットフォームは、HHVM の他、PHP のパッケージ管理システム「Composer」をサポートするとしている。