楽天は、岐阜県との共同事業となる、車両型移動図書館「楽天いどうとしょかん」の運行を岐阜県内で開始した。

「楽天いどうとしょかん」は、岐阜県が提供する書籍に加え、楽天が提供する、貸出用楽天電子ブックリーダー「kobo Touch」20台、閲覧用7インチタブレット「Kobo Arc 7」10台を搭載。図書館や書店に行くのが困難な山間部などを中心に巡回する。

楽天が「kobo Touch」などで、岐阜県と官民共同事業「楽天いどうとしょかん」を開始
kobo を使う子供たち

岐阜県と楽天は、2009年にインターネットを活用した地域活性における包括連携協定を締結して以来、ショッピングモール「楽天市場」での物産展実施や「楽天銀行」口座を通じた「ふるさと納税」受付など、様々な連携に取り組んでいる。

また、読書推進を市のマニフェストに掲げる関市の関市立図書館と関市立関商工高等学校に、「kobo Touch」を導入している。

これまで楽天は、東日本大震災の被災地復興を目的に、 福島県内で「楽天いどうとしょかん」を運行してきた。

「楽天いどうとしょかん」
「楽天いどうとしょかん」