テーブルに置くだけで、表面を特大のディスプレイに変えてしまえる超短焦点プロジェクターの新製品をリコーが2月1日に発売する。

離れた場所からスクリーンに映像を投写できるプロジェクターといえば、会社のプレゼンテーションから学校の授業、ホームビデオの上映会まで活躍中。最近は、非常に短い距離で映像を投写する「超単焦点」型が注目を集めている。ソニーがCESで発表した家庭向けの「LSPX-P1」は話題を呼んだ。


リコーは以前からより高価格なビジネス向けシリーズを手掛けており、今回出す「RICOH PJ WX4152NI/WX4152N/WX4152」はその新モデル。ミラー式としては世界最小の257×144×221mmというサイズで、重さも3kgと世界最軽量をうたっている。

本体からスクリーンまで11.7cmの間合いで投写ができる。80インチの大画面も壁から24.9cmで投写可能という。

「Miracast」規格に対応しており、AndroidスマートフォンやWindowsタブレットなどに専用アプリケーションを入れなくても、その映像を離れたスクリーンに浮かび上がらせられる。

また専用アプリケーション「QuickProjection」を使えば、最大4台までのノートPCなどと無線でつながり、画面を最大4つ分割してそれぞれ別々の映像を表示することも可能。

オープン価格だが、実勢はモデルによって23万9,800円~34万8,000円(税別)を見込む。