「覚えていますか?」そんな問いかけとともに、かつて話題になった仮想世界サービス「Second Life(セカンドライフ)」の近況が発表になった。2015年も「赤い羽根共同募金」がキャンペーンを実施し、仮想通貨による募金で2万1,260リンデンドルを集めたという。日本円で8,758円相当。

赤い羽根共同募金に協力しているインターネットサービスプロバイダ―、インターリンクが明らかにした。


それによると、赤い羽根共同募金は、2007年からセカンドライフにある仮想の土地「八国山アイランド」でキャンペーンを行っており、2015年で8回目を迎えたらしい。

八国山アイランドにある特設ブースの募金箱に仮想通貨リンデンドルで寄付をすると、「セカンドライフ版赤い羽根」などのグッズがもらえる内容だった。ほかにもセカンドライフ内で仮想の服などを販売する「BareRoseTokyo」主催のチャリティーライブがあり、そちらにも寄付があったという。


集まったリンデンドルは日本円に換金する。用途も通常の赤い羽根共同募金と同様だそう。

このキャンペーンについては、セカンドライフを利用する世界中の人が日本に来なくても参加をしており、微力ではあるが今後も社会貢献の一環として継続する見通しだとか。