
PCメーカーとして知られるASUSTek Computerは、Twitterで宣伝などの活動をするために「世界初の水冷ゲーミングノートPC」を利用していると明かした。「リアルタイム性が問われるTwitterで生き残るため」という。
リアルタイム性が問われるtwitterで生き残るためにも、日本最速のツイートを目指して、ツイートは世界初の水冷ゲーミングPCから行っています。 #フォロワーが体験した事が無さそうな体験 pic.twitter.com/AOxgu2Jsu6
— ASUS Japan (@ASUSJapan) 2016年5月26日
恐らく、ASUSの風変わりな製品「ROG GX 700」を宣伝する意図があってのことだろう。これはノートPCで本格的なゲームを遊びたいという人向けモデルで、17.3型フルHDディスプレイを備え、CPUはオーバークロックに対応したIntel Core i7-6820HK(2.7GHz)を搭載する。
さらにメモリーは32GB DDR4、グラフィックスはNVIDIA GeForce GTX 980で、デスクトップPCに匹敵する性能を備えるのがうりだ。

(出典:ASUSTeK Computer)
高性能でありながら、ノートPCなので持ち運びができる、と主張しているが、本体(3.6kg)と液冷ドック(4.8kg)を合わせた重さは余裕の8kg超え。ちなみに価格は60万円弱となっている。
ASUSのTwitter担当者はこの製品を使う理由について次のように説明する。
「リアルタイム性が問われるtwitterで生き残るためにも、日本最速のツイートを目指して、ツイートは世界初の水冷ゲーミングPCから行っています」
いかに企業のTwitter利用が過熱しているとはいえ、さすがにオーバースペックではないかとか、そもそも使う機器以前に人間のタイピング速度に限界があるのではないかとか、だいたいASUSはそこまで激しいツイート(投稿)をしていないではないかとか、色々な疑問が沸いてくるが、ともあれTwitterでの活動にかける意気込みは伝わって来る。