テルミンの見本写真
最古の電子楽器「テルミン」今も根強いファンがいる

最古の電子楽器「テルミン」の発明者レフ・テルミン博士。2016年はその生誕から120周年に当たる。日本でもこれにちなんだイベント、コンサートが8月に各地で開催予定だ。テルミンメーカーのマンダリンエレクトロンが発表した。

レフ・テルミン博士は、1896年にロシアに生まれた人物。物理学者であり、さまざまな業績があるが、今日最も有名なのは直接触れずに手ぶりだけで演奏できる電子楽器、テルミンを発明したことだろう。


テルミンの演奏風景
手を触れずに演奏できる

静岡県の浜松市楽器博物館では8月3日と31日にテルミンの歴史を振り返るイベントを開催。8月6日には浜松市文化コミュニティセンターでテルミン博士の子孫を招いたトークショーも行う。

8月9日には京都府のロシアレストラン「キエフ」で、テルミンの古典的演奏法の系譜を受け継ぐ日露奏者がディナーコンサートを開く。すでにこちらは完売済みだとか。関西にはかなりのテルミン好きがいるよう。

関東でも8月11日には東京都は早稲田の「スコットホール」を会場に、やはり古典的演奏法によるコンサートを開催予定だとか。