宅配ロッカー「PUDO」のイメージ
宅配ロッカー「PUDO」

京阪電気鉄道(京阪電車)の駅構内に宅配ロッカー「PUDO」が8月から登場する。スマートフォンを使って購入した商品を、最寄り駅の空いているロッカーに届けてもらい、スマートフォンで受け取ったパスワードを入力すると持ち帰れる。関西初の試みだ。

まず8月1日から守口市、寝屋川市、樟葉、8月8日から枚方市の京阪線郊外駅と、主要4駅で利用できるようになり、順次ほかの駅にも広がる。最初はヤマト運輸の「宅急便」が受け取れ、その後ほかの運輸会社の宅配便も使えるようになる。


ロッカーの利用は無料だそう。利用時間は年中無休、始発から終電まで。寝屋川市駅は24時間となっている。ヤマト運輸の宅急便を使う際は、事前に「クロネコメンバーズ」という無料の会員サービスに入り、設定を済ませておく必要がある。

PUDOの利用イメージ
ヤマトの「宅急便」を受け取る場合。先に会員サービスに入ろう

これに加え、京阪グループのコンビニエンスストア「アンスリー」で8月1日から宅急便の発送と受け取りができるようになる。

昼間などに自宅に誰もいなくて荷物を受け取るのが難しいという人が、通勤、通学の途中で簡便に用を済ませられる。

ヤマト運輸とフランスの運送会社ネオポストシッピングが設立したPackcity Japanが協力する。関東ではすでに一部の駅でこうしたロッカーの設置が始まっている。