iPadをビジネスに使用する場合、外付けキーボードは必須。だが、持ち歩きが面倒な上にキーボードを設置するスペースも必要で、せっかくのiPadの機動性が失われてしまう。
iPad向けの背面入力Bluetoothキーボード「T-BLADE」の先行予約販売がクラウドファンディングサイトIndiegogoで開始された。これがあれば、iPad用のキーボードを手軽に持ち歩ける上、タッチタイプが可能になる。
「T-BLADE」は、飛行機やクルマ、電車の中など、狭いスペースでのテキスト入力を可能にするキーボード。従来型キーボードと同様のキー配列を採用しているため、新たにタイピングトレーニングをする必要がない。
トレーニング不要
通常、iPadの仮想キーボードを表示すると、画面の3分の1程度がキーボードで隠れてしまう。だが「T-BLADE」では、これまで使用されていなかった背面のスペースをキーボードとして活用するため、画面をフルに使用できるのも大きなメリットと言えるだろう。
リターンキーやスペースキー、バックスペース、Shiftキーなどは前面に配置。iPadを両手でしっかりとつかんだまま、これらのキーを操作可能だ。
裏面のキーとのコンビネーションも容易
開発元のT Solution JapanはクラウドファンディングサイトIndiegogoで「T-BLADE」の予約販売を実施中。本稿執筆時点では、特別価格179ドルで「T-BLADE」を1台入手可能だ(配送料が10ドル別途)。入手に必要な金額はキャンペーンが進むにつれて上昇する。出荷は2016年11月に予定されている。
また、キャンペーンでは、スタンダードカラーの「Galaxy Silver(ギャラクシー シルバー)」「Motion Blue(モーション ブルー)」に加え、限定カラーの「Passion Red(パッション レッド)」が用意されている。こちらの価格は199ドル。
できればAndroidタブレット版も出して欲しいところ。だがAndroidタブレットはサイズがメーカーによってまちまちなので、対応するのが困難なのだろう。Androidユーザーとしては残念だ。