エレコムの全天球カメラ
エレコムからも全天球カメラ

周囲360度をひとつのパノラマとし、写真や動画を撮影できる全天球カメラ「ACAM-VRD01BK」を、エレコムが10月上旬に発売する。

エレコムの全天球カメラ本体
iPhoneなどと連携する

400万画素の撮像素子を2基とレンズを2枚搭載しており、水平、垂直方向とも360度の視野で撮影が可能。リコーの「Theta」をはじめとする全天球カメラの新顔だ。


横から見た全天球カメラ
2つのレンズと撮像素子を搭載

容量32GBまでのmicroSDHCカードを挿入して利用できる。Wi-Fi機能もあり、エレコムのアプリケーションを入れたiPhoneやAndroidスマートフォンから遠隔操作や映像の閲覧が可能。

撮影モードとして3種類が選べる。両目の視差を意識して2枚の映像を記録し、あとから市販のヘッドマウントディスプレイ(HMD)などを使って立体的に表示できる「VRモード」、映像を丸い玉のように加工してくるくる回しながらさまざまな角度から見られる「サークルモード」、超広角の映像を表示する「パノラマモード」だ。フル充電からの録画可能時間は、Wi-Fiを無効にした状態で約60分、有効にした場合で約40分。

なお、自撮り棒や三脚、自転車のハンドルなどのバーに固定できるハンドルマウント、バンドマウント、粘着マウントが標準で付属する。

全天球カメラのマウント
各種マウントが付属する

希望小売価格は6万3,104円(税込、以下同じ)。

併せて水平方向に360度の映像が撮影が可能で付属のケースを使うと水深30mまで潜れる半天球360度カメラ「ACAM-VRS01BK」も発売予定だ。

水中でも使える半天球カメラ
水平360度が撮影でき、水中で使えるカメラも発売予定

こちらの希望小売価格は5万1,559円。