座ると自動運転するイスや、クモの糸でできたクルマのシートなど、日本ではハイテクを駆使したイス作りが流行しているが、今度は太陽光で発電するイスが登場した。シャープが開発したものだ。
「ソーラー充電スタンド」という名前。背もたれの裏側に人工衛星などが採用する高効率な化合物太陽電池を搭載し、約30%の高い変換効率でソーラー発電する。
テラス席など屋外に設置すれば効率良く電気を作り、座った人はコーヒーを飲みながら、手軽にUSBケーブルをつないでスマートフォンなどを充電できる。
あまった電気は、座面の下に搭載した蓄電池にたくわえておけるので、日照が少ないときも利用可能。
東京都環境公社による再生可能エネルギーの普及啓発事業の一環として、都内の「スターバックス」3店舗に順次設置する。
詳細な設置日は次の通り。
上野恩賜公園店 10月28日
二子玉川公園店 11月11日
町田金森店 11月11日
それぞれ設置から1年間利用できる。