
米国オレゴン州のDub Boxは、フォルクスワーゲンバス風の外観を持つキャンパー「CAMPER TRAILER」の小型版「Dinky Dub」を発表した。2017年に発売するとしている。

2017年販売開始
Dub Boxの「CAMPER TRAILER」は、充実した装備と低価格で、北米で高い人気を獲得しているキャンパー。広い室内にはキッチン、トイレ、ベッドなどが備え付けられており、VWバスに似た外観だけでなく、機能的にも購入者を満足させる一台となっている。



来年発売予定の「Dinky Dub」は、「CAMPER TRAILER」を小型化したもの。顧客からの要望に応え、より軽量でより低価格のキャンパーとした。機能を満載した「CAMPER TRAILER」とは異なり、装備品は最小限にとどめているのも特徴。購入者はDub Boxやサードパーティからオプション品を追加して、自分の使い方にあったキャンパーを作り上げることができるようになっている。Dub Boxが提供するオプション品としては、ガスコンロ、シンク、冷蔵庫、ソーラーパネルなどが予定されている。

上記のような理由のため、車内に装備されているのは、キャンパーに必要な最小限のもの。それでも、テーブルと2つのベンチからなるダイニングセットが備えられている。このダイニングセットは、トランスフォームして2人用のベッドとして使用することが可能だ。


サイズは全長2.80x全幅1.68x全高1.83センチで重さは454キロ。これは、日本の道路事情にかなり適したサイズと言えるだろう。価格は基本構成で1万2,800ドル(約134万円)。日本での販売の可否などについてDub BoxにEメールで問い合わせたが、本稿執筆までに回答を得ることはできなかった。
