スバルが「SUBARUオリジナルデザインAWD自転車」を11月23日に60台限定で販売開始する。「HIGH SPEC MODEL」「STANDARD MODEL(イエロー)」「STANDARD MODEL(ブルー)」の3車種。
「SUBARUオリジナルデザインAWD自転車」のベースとなっているのは、前後輪駆動の自転車を開発する「DOUBLE」による2WD車。この自転車では、「等速ジョイント」や「ダブルギア」などの専用パーツからなる2WD機構が、後輪が1回転したときに前輪も1回転させる“回転同期”を実現。前後どちらかのタイヤがスリップした場合でも、もう1つのタイヤでの安定した走行を可能にしている。
今回発売される「SUBARUオリジナルデザインAWD自転車」では、DOUBLEの2WD車に対してスバル専用グラフィック&専用アクセサリーを搭載。DOUBLEの自転車が持つ本来の魅力に加え、スバルファンをも魅了する一台に仕上げられた。
「HIGH SPEC MODEL」は、専用グラフィックカラーを採用した上級モデル。ヘッドチューブにも「SUBARU」のロゴマークが取り付けられ、より特別な、よりスバルらしいモデルとなっている。
ヘッドチューブにはSUBARUロゴマークを装着
フレームデザインは、スバル車デザイナーの手によるもの。スバル統一モチーフであるヘキサゴングリルをイメージしてデザインされた。
ヘキサゴングリルをイメージ
ドライブトレインにはShimano DEORE 2x10speedを採用し、「STANDARD MODEL」との差別化を図っている。ブレーキセットにはShimano製180mmローターのディスクタイプが採用された。
「HIGH SPEC MODEL」専用アクセサリーとしては、バーエンドバー、ロックリング付グリップ、サドルバック、ヘッドライトなどが装備されている。
「STANDARD MODEL(イエロー)」「STANDARD MODEL(ブルー)」では、トップチューブやサドルに「SUBARU」ロゴをプリント。スバルのオフィシャル自転車であることをアピールしている。
「STANDARD MODEL(イエロー)」のカラーは、「BRZ」の限定車「BRZ Yellow Edition」で使用された「チャールサイトイエロー」。スポーツモデルを想起させる鮮やかなカラーだ。
一方、「STANDARD MODEL(ブルー)」で採用されたのは、スバルのイメージカラーとして定着している「WRブルー」。このカラーをまとったスバル車に乗りたいというユーザーは多いが、その夢が自転車で叶えられる。
ドライブトレインにはShimano ALIVIO 3x9Speedが採用された。ブレーキセットには「HIGH SPEC MODEL」同様、180mmローターのディスク式が搭載されている。
180mmローターのディスクブレーキを搭載
SUBARUオンラインショップから購入できる。「HIGH SPEC MODEL」は20台限定で価格は16万7,400円。「STANDARD MODEL」は各色20台限定(合計40台)で、価格は10万8,000円(価格はいずれも消費税込み)。
SUBARUのAWD自転車を並べたい
(本稿内で使用されている画像は、SUBARUオフィシャルグッズを販売する「SUBARUオンラインショップ」から許諾を得て、転載しています)