11月末に発売となり、インターネット上で話題を呼んでいるゲーム「ファイナルファンタジーXV(FFXV)」。その世界観をパロディにした「カップヌードル」の宣伝映像が登場し、ファンを絶句させている。スクウェア・エニックスと日清食品の本社が近所のよしみで公式に作ったという。
宣伝映像では、FF15の主人公たちが真剣な表情でカップヌードルを手に持ち、力強いメッセージを訴えている。さらにゲーム内に登場する巨大なキャラクター、召喚獣が熱々のスープ、麺、具のあいだに漬かっていたり、都に湯気を立てる巨大なヤカンが鎮座していたりと、もはやどう理解すればよいのない映像が次々にあらわれては視覚を連打し、困惑を引き起こすが、カップヌードルを推しているのは伝わる。
日清食品はわざわざ専用のWebサイトを立ち上げており、この映像を作るにいたったいきさつなどを詳しく紹介している。読んでみると初めに次のような文言がある。
「『麺』と『具』『スープ』の融合によって生み出された圧倒的な世界観と美味。アクション性の高い『お湯を入れて3分で食べられる』画期的なシステム。そしてシリーズ初の挑戦となる15種類をセットにしてプレゼントという『ワールドにオープン』な姿勢」
少々とまどうが、どうやらFFXVの発売を記念してカップヌードルのセットが当たるキャンペーンを実施する主旨のよう。
ちなみにカップヌードルはもともとFFXVのゲーム中に「プロダクトプレイスメント」の手法で登場するなど、両社は以前から協力関係にある。
なお、12月5日時点で視聴できるCMは15秒版だが、今後30秒版も公開するとのこと。