モバツイのスクリーンショット
モバツイは予告通り終了した

携帯電話などからTwitterを便利に使える「モバツイ」が終了した。10月に事前告知があり、愛用する人のあいだで惜しむ声もあったが、方針は覆らなかった。

モバツイの告知画面
さっぱりと幕を引いた

モバツイは、Twitterがまだ産声を上げたばかりの2007年に、携帯電話から、日本語で、簡単、便利に投稿し、ほかの人の投稿を閲覧する手段として注目を集めた。


Twitterが公式に携帯電話に対応するのは2009年で、モバツイは外部の有志が開発したものながら、その先を行っていた。写真機能やGPSによる位置情報機能などの機能もいち早く実現し、多くの人の「こんな風に使いたい」という要望に細やかに対応していた。

Twitterはそもそも、外部の有志が開発したクライアントによって便利で使いやすい機能が広まり、それらをあとから公式に採用するという繰り返しで発展してきた文化がある。モバツイもそうした文化の重要な一部だった。