
「Tetris MicroCard」はクレジットカードサイズのテトリス専用ゲーム機。財布の中にそっと忍ばせておき、いつでもテトリスを楽しめる。

オープンソースのゲーム開発プラットフォーム「Arduboy」を活用したもの。テトリスの正式ライセンスを取得しており、安心(?)してゲームに専念できる。

6個の物理ボタンが取り付けられているのが特徴。ベース機は上述の通り「Arduboy」なのだが、テトリス専用機らしくボタンの配置はテトリスをプレイするのに最適化されている。テトリスはスマートフォンでもプレイできるが、タッチパネルが滑ったり、反応しなかったりすることがあるので、ブロックの落下速度が速くなってくるとストレスがたまることも。だが「Tetris MicroCard」は物理ボタンなので、そのあたりの操作性が高いのがメリットといえるだろう。

スペックは現在のスマートフォンと比べると、笑ってしまうほど低い。ディスプレイの解像度は128x64と、「一けた間違っていない?」と一瞬目を疑うほど。バッテリーも同じで、リチウムバッテリーの容量は180mAhに留まっている。だが、この解像度のディスプレイでもテトリスだけであれば十分にプレイできるし、180mAhの容量でも連続6時間のプレイが可能だという。

サイズは横85x縦53x厚さ5ミリ。一般的な名刺のサイズが横90x縦55ミリなので、本当に名刺入れや財布に入れて持ち歩ける。もっとも、厚みは普通の名刺よりもかなり厚めだが。

Seeed Developmentのオンラインショップから購入可能。価格は54ドル。日本への配送料が17.63ドル必要となる。
