
シンガポールのOtsaw Digitalは、警備ロボット「O-R3」を発表した。侵入者をロボットカーとドローンで追跡する。

「O-R3」は、監視ドローンとロボットカーを組み合わせたシステム。ロボットカーには顔認証およびナンバープレート認証機能が搭載されており、不審な人物やクルマを見つけ出し、追跡できる。


ロボットカーが追跡できない領域に侵入者が逃げた場合、ロボットカーは監視ドローンを発射。上空から侵入者の追跡を継続できる。



機械学習アルゴリズムも搭載されており、障害物などを自動的に避けることが可能だ。敷地内を移動するクルマなどを認識した場合には、これらに衝突しないように回避できる。

ロボットなので、24時間休みなしでの警戒活動が可能。敷地内に配備する警備人員の削減を図れる。一方で、異常事態を確認した場合には中央のコントロールセンターにデータが送信され、センター内のエキスパートが事態に対応。必要に応じてセンターから「O-R3」を操作できるという。


Otsaw Digitalは近い将来、室内向けの小型警備ロボットも発表する予定。