
「Beeline」は、ハンドルバーに取り付けて使用する自転車用ナビ。ざっくりした方向指示機能と電子ペーパーの使用、簡単な取り付け/取り外しが特徴。その「Beeline」が日本のクラウドファンディングサイトKibidangoのキャンペーンに登場した。
海外通販に対して、「品物はいつ届くのか?」「DOAの場合にはどう対処したらよいのか」、などの不安を持つ人たちにはうれしいサービスとなるだろう。

スマートフォンのGPS機能を使用し、そのインターフェイスを提供するタイプの自転車用ナビ。だが同タイプの他のナビシステムとはことなり、コーナー毎にどちらに曲がるかを教えてくれるわけではない。そうではなく目的地への方向と、そこまでの距離だけを表示する、とても“ざっくり”したシステム。表示される情報をもとに、どのようなルートで目的地に到達するかはサイクリスト任せとされている。

一見、不便な仕組みに思えるが、実際にはこれでサイクリストは自由を得られると、開発者は述べている。自分の走りたい道を気の向くままに走りつつ、でも大きく道をはずさない。電車やバス、クルマとは異なる自転車本来の楽しさを活かしたナビシステムといえるだろう。
ディスプレイには電子ペーパーを採用。これにより1回の充電で最大30時間の使用が可能となった(バックライト未使用時)。1日1時間の使用であれば、1か月間充電なしで使用を続けられる。また、太陽の光がまぶしい昼間であっても、画面が見やすいというメリットも。

操作は専用のスマートフォンアプリを使用する。今回の日本進出を受けて、アプリも日本語対応する予定だそうだ。

Kibidangoでの先行予約期間は2017年6月23日から8月20日まで。販売価格は超早割価格(限定50 個)が1万2,800円から。価格はキャンペーンが進むにつれて上昇し、終了後の一般販売価格は1万9,800円となる。出荷は2017年11月ごろに予定されている。
