スタンプのイメージ

絶滅危惧(きぐ)種のシルエットが入ったハンコ(スタンプ)が話題だ。世界自然保護基金(WWF)ジャパンが提案し、山梨県の谷川商事が手掛けている。1個あたり600円を野生動物保護に寄付する仕組みになっている。

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6月26日から始まったキャンペーンで、専用サイト「WITH STAMP(ウィズスタンプ)」から自分の氏名を入力すると、自動で絶滅危惧種のシルエットと組み合わさったデザインができあがり、注文が可能になる。


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WWFジャパンによると、IUCN(国際自然保護連合)が絶滅の恐れがある野生生物をまとめたレッドリストは、現在約2万4,000種以上の生物を掲載している。主な原因は森林伐採、水質汚染、乱獲、温暖化などだ。

国内でも動物の危機を周知し、保護活動への参加ハードルを下げるため、日本独自のハンコ文化に注目して企画を立ち上げたそう。特設サイトで作成したスタンプは、TwitterやFacebookなどのアイコンとしても使える。

ハンコとして購入する際の価格は1,700円(税・送料込)。前述の通り一部がWWFの環境保全活動への寄付になる。宅配便や領収書の認印としてはもちろん、家庭、会社、学校での普段使い、誕生日プレゼントや入学卒業祝いなにも役立つそう。

ただし、受注生産で作るので、大量の注文があるとすぐにはできあがってこない。

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このキャンペーンはインターネット上で人気を呼び、テレビ、新聞なども取り上げて今や注目の的だ。予想を上回る勢いで申し込みが殺到しているもようで、入金確認のあと、届くまで最長で1か月程度かかる可能性があるという。