ホンダ、10代目となる新型「CIVIC」発売

ホンダは新型「CIVIC(シビック)」シリーズの3タイプ、「シビック ハッチバック」、「シビック セダン」「シビック TYPE R(タイプアール)」を9月29日に発売する。

ホンダ、10代目となる新型「CIVIC」発売

新型シビックシリーズは、「シビックをCセグメント世界トップにする」という志で開発された。TYPE Rの目指す高い運動性能を実現するプラットフォームを新開発し、これを核として3タイプを同時に開発したことで、シリーズ全体としてのポテンシャルを飛躍的に向上させた。


ホンダ、10代目となる新型「CIVIC」発売

TYPE Rはベース車からのチューンアップではなく、開発スタート時より目指す理想の姿を追求。スポーツ性能の向上を達成した。さらに街中での乗りやすさや居住性、快適性なども向上させている。

ホンダ、10代目となる新型「CIVIC」発売

ハッチバックとセダンは、TYPE Rの走りの資質を享受することで、よりスポーティーな運動性能を実現した。

ホンダ、10代目となる新型「CIVIC」発売

全国メーカー希望小売価格は「シビック ハッチバック」(CVTまたは6MT)が280万440円で、「シビック セダン」(CVTのみ)が265万320円。「シビック タイプR」(6MTのみ)が450万360円(価格はいずれも消費税込み)(ホワイトオーキッド・パールは3万7,800円、プレミアムクリスタルレッド・メタリックは5万9,400円高)。

■ハッチバック/セダンの特長

◆デザイン
・ロー&ワイドを基本にしたスタイリング。セダンは、クーペのような流麗なルーフラインに硬質で彫刻的なサイドパネルを持つ、上質なフォルムが特長。ハッチバックは、セダンと基本骨格を共有しながら、ダイナミックで軽快なリアビューとした。

ホンダ、10代目となる新型「CIVIC」発売

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◆走り
・新開発プラットフォームをベースとした、高剛性、軽量かつ低重心・低慣性なボディーにより、優れた空力特性を実現。高速域での安定性に寄与し、静粛性を高めた。
・1.5L VTEC TURBOエンジンとCVTとの組み合わせにより、ターボラグを感じさせない、リニアでパワフルな加速フィールを実現している。
・ハッチバックは、排気流量を増加させるセンターエキゾーストシステムを採用するとともにプレミアムガソリン仕様とすることで、セダンよりもさらに高出力・高トルクな設定とした。さらに、CVTに加えて6速マニュアルトランスミッションも選択可能としている。

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◆快適性
・Cセグメントでトップクラスとなる、ゆとりある室内空間を確保。また大開口かつ大容量な荷室とし、使いやすさも追求した。ハッチバックでは、左右どちらにも引き出しや巻き取りが可能な、横開きのカーゴエリアカバーを採用している。

ホンダ、10代目となる新型「CIVIC」発売

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◆Honda SENSING
・安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を標準装備。ミリ波レーダーと単眼カメラによる車両前方の状況認識と、ブレーキ、ステアリングの制御技術が協調し、快適な運転や事故回避をサポートする。

■TYPE Rの特長

◆究極のFFスポーツを目指して
・開発当初よりTYPE Rを見据えてプラットフォームを新開発。先代モデルに対し、ねじり剛性の向上やボディーの軽量化、低重心化、ホイールベースとトレッドの拡大などにより、優れた走行安定性を追求した。

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◆進化したパワートレイン
・TYPE R専用の2.0L VTEC TURBOエンジン(最高出力235kW[320PS]、最大トルク400N・m[40.8kgf・m])を搭載。低回転域での高トルクかつハイレスポンスな立ち上がりと、全開領域での高出力化を実現した。

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・6速マニュアルトランスミッションのローレシオ化や軽量シングルマス・フライホイールの採用により、加速性能をさらに向上している。

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◆レブマッチシステムを採用
・減速操作に合わせてエンジンの回転数が自動で調整されるレブマッチシステムをホンダ車として初めて採用。減速時のアクセル操作が不要となり、よりステアリングやブレーキに集中した運転が可能になった。

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◆3つのドライブモード
・サーキットでの走行性能だけでなく、一般公道でのグランドツアラー性能も大幅に進化させている。ドライビングモードにはベストバランスの「SPORT」、ダイナミック性能を追求した「+R」、日常の快適性にも配慮した「COMFORT」を追加。モードスイッチを操作することでダンパー・ステアリング・スロットルなど制御デバイスのセッティングが瞬時に変更され、さまざまなシーンに応じた高いパフォーマンスを発揮する。

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