東京ズーネットのイメージ
(出典:東京ズーネット)

東京・上野動物園はこのほど、ジャイアントパンダの幼獣(赤ん坊)について最新動画と情報を公式サイト「東京ズーネット」で公開した。生後50日を迎えて身体検査を受けるようすをYouTubeに掲載している。


上野動物園では6月中旬にジャイアントパンダの赤ん坊が誕生。母親は中国から来たシンシンで、性別はメス。今回の身体検査でもすくすくと育っているようすが明らかになった。生まれてすぐは開かなかった目がぱっちりと開き、きらきらと輝いているようすも分かる。


両目がしっかりと開いているのを確認したのは42日齢を迎えた7月24日の午後。

50日齢となった8月1日は午前11時34分から57分まで身体検査と測定を実施。シンシンがえさを食べているあいだに、職員が産室の檻の隙間から手を入れて赤ん坊を取り上げ、体重や体長を測ったところ、健康状態は良好。体重は前回7月22日の1.6kgから2.3kgへ増え、体長は34.1cmから40.6cmへと成長していたそう。

シンシンは産室内で赤ん坊をなめたり授乳したり、排泄をうながしたり、しっかり世話をし、そのほかの時間は休んだりえさを食べているという。エサはタケノコやタケ、笹、リンゴ、ニンジン、「パンダだんご」などだとか。

まだ小さなぬいぐるみのような姿だが、今後はぐんぐん体長、体重とも増えていきそうだ。

ちなみにジャイアントパンダの赤ん坊にはまだ名前がなく、8月10日まで募集中だ。誰でも公式サイトなどから応募できる。