エノキのステーキ

居酒屋チェーン「塚田農場」は秋のおすすめメニュー「“加藤えのき”の月見ステーキ」を9月6日より販売開始する。

今年で4年目を迎え、定番になりつつあるメニュー。前年は約4万4,000食の注文があった。一見すると肉のようだが、実はエノキの軸、切り株を丸ごと使っている。この部分はホタテに似たシャキシャキとした食感と甘みがあり、もともと醤油をかけて焼いて食べることもある。


食材を提供するのは宮崎県宮崎市高岡でエノキを栽培する加藤えのき。4棟の工場内に森を再現し、エノキが成長しやすい環境を整備している。専用のポッドを開発。ぎっしりと身がつまり噛むたびに口の中に甘みが広がるエノキを年間を通して安定生産できる。

宮崎県内では加藤えのきのシェアは9割を占め、西日本でも出荷シェアは1位だが、関東への出荷は行なっておらず、関東以北で食べられるのは塚田農場のみとしている。

エノキのステーキ

価格は680円(税別)で、販売期間は9月6日~2018年1月ごろまで。対象店舗は「宮崎県日南市塚田農場」「宮崎県日向市塚田農場」「鹿児島県霧島市塚田農場」合計138店舗だ。