
「PeakRider」は、ハンズフリーで自転車を運ぶツール。ドイツ在住のMarvin Kieselさんが考案した。

自転車で走行できない場所では、愛車を担いで歩くことになる。だがこのとき、片手を自転車のホールドに使わざるをえないため、足が滑るなどしたときには、危険な状況に陥ることも。
「PeakRider」は、そんなときに便利な自転車キャリア。クルマのリアキャリアに自転車を載せるように、自分の背中に自転車を載せ、両手をフリーな状態にしての歩行を可能にしてくれる。

自分の背中のキャリアに自転車を装着
ロッドとコーンストラップで構成されたシステム。サイクリスト用のバックパックにロッドを、自転車のフレームにコーンストラップを取り付けておく。背負うときには、ロッドにコーンストラップを入れるだけでよい。





こうして「PeakRider」を使って自転車を背負ってしまえば、あとは自転車のことは忘れて行動できる。梯子を上ることも可能だ。

利用シーンは、MTBを担いで山を登り、その後MTBにまたがって山道を駆け下るダウンヒルなど。だが、自転車通勤者が歩道橋を利用したり、長い坂を上ったりする際に使っても便利だろう。


Marvin Kieselさんは現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では、59ユーロの出資+16ユーロの送料で「PeakRider」を1個入手可能だ。出荷開始は2018年2月を目指している。なお、市販価格は79ドルとなる予定。
