最近、使う機会が少なくなった乾電池。とはいえ、中にはやはり乾電池でなければ動作しないものもある。例えばワイヤレスマウスには、乾電池で動作するものが多い。
そのようなマウスを使っている場合、電池切れを起こすとちょっとしたパニックになる。特に、デスクトップPCを使っている場合、マウスがないと作業がそこでストップしてしまうことも。
そんなときに便利かもしれないのが「USB Rechargeable Battery」。PCのUSBポートに直接挿して充電できる、単三乾電池型の充電池だ。
「USB Rechargeable Battery」
使い方は、見て想像した通りのもの。キャップを外してUSBポートに挿して充電し、充電終了後にはキャップをもとに戻して一般的な単三乾電池同様に使用する、という仕組み。
乾電池の形状を持つ充電池にはエネループなどがある。エネループは自己放電も電圧低下も少ない、非常に優れた充電池だ。だが充電器がないと充電できない。その点、「USB Rechargeable Battery」は充電器がなくても、USBポートがあれば充電できる点が大きなメリット。一般的なオフィスであればUSBの空きポートを見つけるのはそれほど大変ではないはずだ。スマートフォン用に持ち歩いているモバイルバッテリーから充電することもできる。
エネループは非常に優れた製品だが、充電器がないと充電できない
充電中はランプが赤く点灯する
試しに、筆者が使用しているPCで充電してみたところ、バッテリーがゼロの状態からフル充電までに必要な時間は1時間ちょっとだった。ただ、充電に必要な時間は、USBポートの出力電流によって異なる点には留意されたい。
充電が終わると、ライトが赤から緑に
「USB Rechargeable Battery」をワイヤレスマウスに入れてみたところ、問題なく動作した。一般的な乾電池と比べたときの利用可能時間の長さなどは不明ではあるが、乾電池を買うまでのつなぎと考えれば十分とも言える。
「USB Rechargeable Battery」はAmazon.co.jpで購入できる。ちょっと不安なのは、このAmazonの販売サイトの製品説明がなんど読んでもよくわからないこと。これを読むと、本気で販売する気があるのか疑問に感じてしまう。もっとも、使用する上で難しいことは何もないので、これで良いと言えば良いのかもしれない。
「温度を充電」など、よく意味のわからない言葉も?
(出典:Amazon.co.jp)