仮想通貨およびICOのイメージ

Q&Aサイトを運営するオウケイウェイヴは、仮想通貨関連の子会社OKfincを通じ、シンガポールで11月からICOプラットフォーム(取引市場)を立ち上げる予定のWowooに出資する。

世界には400以上のICOプラットフォームがあり、すでに3,000以上のICOにより独自の通貨あるいはトークンを発行している。日本国内でも、すでにオウケイウェイヴが出資するテックビューロがICOプラットフォーム「COMSA」でICOを実施し、約100億円相当のトークンを販売している。


またオウケイウェイヴでは、香港のToken News HKと提携してICO関連ニュース「OKWAVE ICO NEWS」の配信を始めたほか、ICOに興味を持つ日本企業に対する総合窓口を設けている。

オウケイウェイヴは将来、仮想通貨を生かした有償Q&A機能を導入しようと考えており、ICO関連分野にたずさわるのはそうした目的達成のための取り組みの一環でもあるとする。

今回はOKfincを通じ、約59万シンガポールドル(約4900万円相当)でWowooの株式を議決権比率で19%まで取得する。またOKfincは仮想通貨に関するコンサルティング分野でWowooと事業面でも協力する。なお2018年6月期の業績へ与える影響は軽微となる見通し。