「Hutte Hut Camper」は、木製のキャンピングトレーラー。クルマで牽引するキャンピングトレーラーでありながら、よりオープンエアーでテントのような開放感を得られる。米国カリフォルニア州サンタバーバラに本拠をおくHutte Hutが製造・販売している。
キャンピングカーは快適な宿泊体験を得られるが、快適過ぎるためにアウトドアであることを感じられず、せっかくキャンプに来ているのにまるで自分の家のリビングにいるようだと不満をもらす人もいる。
「Hutte Hut Camper」はこの不満を解消するキャンパー。広く開く2つのドア、大きな窓、そして外の光をたっぷり取り込むキャノピーにより室内と屋外の境目を限りなく薄くし、室内にいても“アウトドア”を十分に感じられる構造とした。
一方で、キャンピングトレーラーとしての基本性能はしっかりと抑えられている。室内にはACコンセントがあり、様々な家電製品を利用可能だ。着替えなどを入れておける収納も備えられている。これらの装備により、テントを設営するよりも手軽にアウトドアでの宿泊が可能だ。
2~3人が宿泊できる
居住空間の多くは木製。だが、シャシーなどには6160アルミ合金を採用し、軽さと強度を両立させた。本体重量は408キロを実現している。
価格は6万3,900ドル(約711万円)から。現時点では日本に販売店などは存在しないので、購入希望者はまずメールなどでHutte Hutに連絡を取って欲しいとのこと。その後、日本の法律を順守するために仕様変更が必要かを検討したり、日本への発送にはどのような方法が適しているかなどを相談させてほしいと、同社のKatrina Manzoさんは述べている。