Twitterのイメージ画像

LINEがTwitter上で突然、不思議なコメントを出し、衝撃を広げている。

12月1日になって相次いだ投稿の内容は次の通りだ。


「はじめまして。このたび、Twitter中の人を担当させていただくことになりました」
「あまりに不安すぎて、昨晩はTwitterマークの鳥の大群に追い掛け回される夢を見ました。不慣れなことばかりですが、あたたかく見守っていただけますと幸いです。どうぞ、よろしくお願い致します」



どうやらLINEの社内では新たに、Twitterを通じた広報活動を担当する人員が決まったようだ。

もちろん珍しいことではない。日本はひところ、企業がTwitter上でくだけた発言をしてマスコットキャラクターのように振る舞い、ファンを作るというかたちの広報活動が広まり、「公式アカウント」をもじって「軟式アカウント」と呼ぶなどちょっとした流行になった。

その後は撤退し、新たな施策に切り替えたところも多いが、当時大きな成功を収めた企業はいまだ、Twitter上で築いたファンを基盤に同じような取り組みを続けている。

LINEも遅れて来た「軟式アカウント」の1つになるのだろうか。LINEそのものがアプリ内に企業の公式アカウントを数多く抱え、Twitterと競合関係にもあるだけに興味深い。