ウェザーニューズが“ホワイトクリスマス予報”の提供を開始

ウェザーニューズは「ホワイトクリスマス予報」の提供を開始した。ホワイトクリスマスとなる可能性が高いのは、北海道だとしている。

■クリスマスイブの天気は?

24日夜~25日明け方は、前線を伴った低気圧が北日本を通過し、前線と低気圧に向かって暖かな空気が流れ込む予想。このため、ホワイトクリスマスとなる可能性が高いのは、北海道となりそう。


https://weathernews.jp/s/topics/201712/150005/

東北は日本海側を中心に雨や雪となり、平野部では雨の所が多い予想だが、寒気の流れ込みが早まれば、25日早朝に雨が雪へと変わる可能性がある。

北陸から山陰にかけては内陸部や山沿いの一部で雪が混じって、ホワイトクリスマスとなるチャンスがある。

一方、関東などその他のエリアは、晴れて気温も高めのためホワイトクリスマスは難しい予想。北日本は風が強めだが、東・西日本では風が弱く、寒さも厳しすぎないため、穏やかな聖夜を過ごすことができそう。

今回発表された見解は12月15日時点での予報をもとにしたもの。最新の天気については、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「イルミネーション天気Ch.」、ウェザーニューズのスマートフォン向けWebサイト「ホワイトクリスマス予報」を参照されたい。

■全国のクリスマスイブの天気は?

◆北海道
前線を伴った低気圧が通過し、広い範囲で雪が降ってホワイトクリスマスとなる予想。ただ暖かな空気が流れ込むため、かなり湿った雪や雨混じりの雪となる可能性があり、道南では、雪よりも雨の時間が長くなるところがある。路面の状態が悪くなる恐れがあるため、クルマの運転には注意が必要。

◆東北
前線を伴った低気圧が通過し、日本海側を中心にホワイトクリスマスとなる可能性がある。24日夜は、内陸部や山沿いを中心に雪となるが、暖かな空気が流れ込むため、平野部は雪ではなく雨のところが多くなる予想。ただ、寒気の流れ込みが早まれば、25日早朝に雨が雪へと変わり、ホワイトクリスマスのチャンスがある。


◆北陸
前線を伴った低気圧が通過し、内陸部や山沿いの標高が高い地域を中心に、ホワイトクリスマスとなる可能性がある。暖かな空気が流れ込むため、平野部は雨のところがほとんどとなり、寒さ控えめなクリスマスイブとなりそう。

◆関東甲信・東海
長野県北部や岐阜県の飛騨エリアでは、標高の高い地域でホワイトクリスマスとなる可能性がある。その他は広範囲で晴れて、ホワイトクリスマスは難しい予想。風も弱く、冷え込みも厳し過ぎず、穏やかなクリスマスイブとなりそう。

◆西日本・沖縄
山陰や近畿北部の標高が高い地域では、ホワイトクリスマスとなる可能性がある。暖かな空気が流れ込むため、日本海側の平野部は雨のところがほとんどとなる予想。その他は広範囲で晴れて、ホワイトクリスマスは難しい予想。風も弱く、冷え込みも厳し過ぎず、穏やかなクリスマスイブとなりそう。