
iPhoneなどの開発元「Apple」をかたる詐欺メールがまた出回っている。今回は「あなたのApple IDのセキュリティ質問を再設定してください。」という件名。偽サイトへ誘導して個人情報を盗み取ろうとする。毎度のことだが、単純な文面ほど警戒が必要だ。
インターネット上の詐欺を見張る組織、フィッシング対策協議会が警告している。
1月23日15時段階ではまだ、Appleを装う詐欺サイトが稼働中。フィッシング対策協議会はセキュリティ組織に閉鎖に向けた調査を依頼中。しかし閉鎖したとしても、類似のサイトが登場する可能性があるので、引き続き注意が必要だ。

メールに記載しているURLは次の通り。
https://setting-●●●●.online/
さらにURLをタップすると、以下のURLに飛ぶ。
https://setting-appleid-●●●●.com/
こうした詐欺サイトで個人情報を入力するのは、言うまでもなく危険。絶対に書き込むべきでないのは、Apple ID、パスワード、姓、名、生年月日、郵便番号、都道府県、市区町村、その他住所、電話番号、クレジットカード番号、カードの名義人、有効期限、セキュリティコード、セキュリティ質問、答えなどだ。

また類似の詐欺サイトやメールを発見した際には、フィッシング対策協議会まで連絡してほしいとしている。