エスリモアールのイメージ

エアコンや照明などの家電を、外出先からiPhoneなどを使って遠隔操作できるようになる機器「sRemo-R(エスリモアール)」を京都の企業SOCINNO(ソシノ)が開発した。1月30日に発売したところ、即品切れ。2月3日、2月10日に新たな工場出荷を予定しており、その2~3日後に販売予定だ。

エアコン、照明などの家電をリモコンで操作するための赤外線信号を学習し、iPhoneなどからまとめて制御可能にする。


この種の製品は以前から多数あり、エスリモアールにも従来モデル「sRemo(エスリモ)」が存在する。ただ最近は「Google Home」や「Amazon Echo」といったスマートスピーカーと組み合わせて音声操作するなど、新たな用途も生まれており、あらためて注目を浴びる。

新たなエスリモアールは、クラウド経由の接続機能を持たせるなど改良を加えている。「IFTTT」や「Amazon Alexa」を駆使し、「テレビつけて」などの呼びかけで操作が可能なほか、帰宅時に自動で照明をつけたり、目覚ましに家電を利用したりすることが可能。IFTTTのWebhooksを利用することでGmail、Twitter、LINEなどとも連携できる。温度、湿度、照度センサーを装備しているため、外出先でiPhoneなどから室内環境を把握できる。

このほか家電を操作するリモコンの信号情報を、エスリモアールを使っている人同士で共有でき、学習の手間が省ける。本体カラーはレッド、ブルー、シルバーの3種類。オープン価格だがAmazon.co.jpでは7,344円(税込)。