(C)Rapid Whale
「Mini Boat」は小さいながらも、水上移動するためのフル機能を持つ電動ボート。米国カリフォルニア州に本拠を置くRapid WhaleのJosh Tulbergさんが製作した。
小さいけど、楽しい!
(C)Rapid Whale
クルマやバイク、そして自転車と、多くの乗り物が電動化されている時流の中で作られたボート。Josh Tulbergさんによれば、ボートは他の乗り物と比べ、電動化によって得られるメリットが大きいという。
(C)Rapid Whale
電動ボートは従来のボートと比較して、ずっと静かに水面を移動できる。このため、自然の音を楽しむことが可能だ。友だちや家族と複数の「Mini Boat」で走行しているときには、ボート間で会話をすることもできる。
(C)Rapid Whale
従来のボートは、排気ガスなどの臭いに悩まされることがあった。特に低速で走行しているときには臭いがボート周囲に滞留しがちで、敏感な人は気持ち悪くなってしまうことも。だが、電動ボートであれば、排気ガスの匂いに悩まされることはない。
(C)Rapid Whale
もちろん、デメリットもある。従来のボートに比べればスピードが遅い。「Mini Boat」の最高速度は時速約6.4キロ。Josh Tulbergさんはこの点について、カヤックなどに乗っている感覚でのんびりと水上移動を楽しんで欲しいと述べている。
(C)Rapid Whale
サイズは長さ約1.8メートル、幅約0.8メートル。重さはボート本体が30キロで、モーターが8キロ、バッテリーが10キロの合計48キロとなっている。
(C)Rapid Whale
「Mini Boat」の販売は組み立てキットの形式を取っている。購入者は送られてきた合板などを、自分で組み立てることになる。キットの販売価格は950ドルで、日本への送料が別途500ドル必要となる。
「本体の価格に比較して、日本への送料が高すぎる」と感じる人向けに、Josh Tulbergさんは設計図のみの販売形態も実施している。この場合、合板などを自分で用意して制作することになる。設計図の価格は100ドルとなっている。