軽量な電動オフロードバイク「KALK」のプリオーダーが開始された。開発したのは、スウェーデン ストックホルムに本拠を置くCAKE。
山や自然を排気ガスなどから守るために開発された製品。CAKEの創業者でありCEOのStefan Ytterborn氏は「KALK」販売開始につき、次のように述べている。
「軽く静かでクリーンな電動オフロードバイクは、騒音や大気汚染、複雑なメカニズムなどを過去の時代のものとするだろう」
その最大のメリットは、軽量であること。重いエンジンや変速機やクラッチが不要な電動バイクのため、重さは70キロ以下となった。120キロ程度の重さを持つ一般的なオフロードバイクと乗り比べると、オフロードでは軽さが大きなアドバンテージとなることを実感できるという。この軽さにより「KALK」は、経験のあるなしや性別/年齢の違いに関係なく、幅広い人が乗れるバイクとなった。
パーツの多くは一から開発されたものだという。マウンテンバイク用のパーツでは強度が足りず、一方従来のオフロードバイクのパーツでは重すぎたためだ。このため、シャシーやフレーム、コックピット、ホイール、タイヤ、サスペンション、ドライブトレインなど、多くのパーツが新規にデザインまたはリデザインされた。
また、開発では、オフロードバイクのスペシャリストと電動バイクのスペシャリストがその専門知識を持ちあったそうだ。
価格は1万4,000ユーロ。日本からの注文も受け付けている。