ヤマハのプロフェッショナルオーディオ

プロフェッショナルオーディオ機器の新製品をヤマハが8月から販売する。ライブSR用パワードスピーカー「DZR」、パワードサブウーファー「DXS XLF」、パッシブスピーカーシステム「CZR」、サブウーファー「CXS XLF」の各シリーズだ。

スピーカーにアンプ機能を搭載したパワードスピーカーは持ち運びがしやすく、ライブイベント用に需要が高まっている製品。


今回登場したDZRシリーズはフラッグシップモデル「DSR」シリーズの後継で、内部処理96kHzの高性能DSPとより高出力なパワーアンプを内蔵。同時発表のDXS XLFシリーズはDZRシリーズとの併用に向けた製品で、最低域の低音再生能力を高めたバスレフ式モデルとなる。

さらにCZR、CXS XLFシリーズはそれぞれDZR、DXS XLFシリーズと筐体や主要コンポーネントが共通仕様になっている。組み合わせにより設備音響からライブSRまで対応する。オプションは業務音響の現場の声に応えた移動用スピーカーカバーや縦、横方向それぞれに設置性の高いUブラケットを用意している。 

すべてオープン価格だが、店頭実勢を見るとパワードスピーカーの最上位モデル「DZR315」が18万円前後(税別、以下同じ)、「DZR15」が16万円前後、「DZR12」が15万円前後、「DZR10」が14万円前後の見通し。パワードサブウーファーは「DXS18XLF」が16万円前後、「DXS15XLF」が15万円前後。

パッシブスピーカーシステム「CZR15」は10万8,000円前後、「CZR12」は9万8,000円前後、「CZR10」は8万8,000円前後。サブウーファー「CXS18XLF」は9万8,000円前後、「CXS15XLF」は8万8,000円前後。

オプションのスピーカーカバーは対応するパワードスピーカーやパワードサブウーファーによって7,000~1万1,000円前後。Uブラケットは1万8,000~2万2,000円前後。