Turing Space Industriesが新型スマートフォン「HubblePhone」を発表しました。15倍の光学ズームレンズ付きカメラを装備しています。

15倍の光学ズームカメラを備えたスマートフォン「HubblePhone」
Turing Space Industriesの新型スマートフォン「HubblePone」

「HubblePhone」のメインカメラ(60メガピクセル!)は、その取り付け位置が特徴。本体側面に取り付けられたことで、15倍の光学ズームが可能となりました。そのルックスからはSONYの「HDR-TG5V」や、SANYOの「Xacti」を思い出した人も多いのではないでしょうか?

15倍の光学ズームカメラを備えたスマートフォン「HubblePhone」
レンズ周辺にはLEDフラッシュ搭載

15倍の光学ズームカメラを備えたスマートフォン「HubblePhone」
参考画像:Sonyの「HDR-TG5V」
良いビデオカメラでした

「HubblePhone」本体内には動画編集ソフトが搭載されており、メインカメラと内蔵ソフトの活用で、プロの要求に応える動画撮影/編集が可能になると、Turing Space Industriesは述べています。

15倍の光学ズームカメラを備えたスマートフォン「HubblePhone」-唇の動きで操作する「リップリーディング」搭載
動画編集ソフト搭載
画面数が多いので、編集も簡単?

「HubblePhone」本体は、メインカメラの取り付けられている「メインデッキ」とそこからのびる「アッパーデッキ」で構成されています。そしてメインデッキにはリアカメラが、アッパーデッキにはメインカメラとサブカメラが搭載されています。これらはいわゆる“スマホカメラ”。12メガピクセルで、SNS用の写真を撮影したり、ビデオ通話をしたりできます。

15倍の光学ズームカメラを備えたスマートフォン「HubblePhone」
側面にメインカメラの付いている「メインデッキ」と
そこからのびる「アッパーデッキ」で構成

15倍の光学ズームカメラを備えたスマートフォン「HubblePhone」
アッパーデッキにはメインとサブのカメラが搭載されています

でも、これらのカメラの役割は、セルフィ―だけではありません。「HubblePhone」はこれらのカメラで利用者の唇の動きを読む「リップリーディング」機能を提供します。

「リップリーディング」機能とは、スマートフォンの音声操作をさらに一歩進めたもの。例えば周囲が騒がしいとき、スマートフォンの音声認識は誤認識が増えてしまいがち。大きな声を出せばよいのでしょうが、人混みでは気が引けますよね。「HubblePhone」であればそんなとき、声を出さずに唇の動きだけで操作ができます。

15倍の光学ズームカメラを備えたスマートフォン「HubblePhone」
唇の動きだけで、スマホを操作

「HubblePhone」は、米国では2020年6月、欧州では8月、中国では9月に発売される予定。その他の地域でも2020年中に入手可能になるとのことです。価格は2,749ドルです。

15倍の光学ズームカメラを備えたスマートフォン「HubblePhone」
30万円超え!

「HubblePhone」の仕様について詳細は、Turing Space IndustriesのWebサイトを参照してください。

15倍の光学ズームカメラを備えたスマートフォン「HubblePhone」