スマホケース、モバイルバッテリー、イヤホンをひとつにまとめた「SoundFlow」

ワイヤレスイヤホンには、“ケーブルが絡まない”、“スマートフォンから離れていても使える”などのメリットがある。一方で“充電や充電用ケースの持ち運びが面倒”、“小さすぎて無くしやすい”といったデメリットも。

「SoundFlow」は、このようなワイヤレスイヤホンの“困った!”を解消してくれる商品。スマホケース、ワイヤレスイヤホン、モバイルバッテリーをひとつにまとめてパッケージ化した。


スマホケース、モバイルバッテリー、イヤホンをひとつにまとめた「SoundFlow」
ワイヤレスイヤホンの“困った!”を解消する「SoundFlow」

「SoundFlow」にはスマホケースの機能もあるが、そのケースの上部をワイヤレスイヤホンのドックにしたのがポイント。ここにイヤホンを入れておくことで、「イヤホンはどこ?」とカバンの中をごそごそ探す手間を省けるようにした。

スマホケース、モバイルバッテリー、イヤホンをひとつにまとめた「SoundFlow」
バッグからスマホを取り出せば、イヤホンもそこに

ケースのサイズとしては、iPhone 6以降、Google Pixel 2以降、Galaxy S8以降の各モデルに対応したものが用意される予定。

スマホケース、モバイルバッテリー、イヤホンをひとつにまとめた「SoundFlow」

スマホケース上部のドックからイヤホンを引き出せば、自動的にスマートフォンと接続しすぐに使える。ドックに入れておけば充電もされるので、イヤホン単体での充電を心配する必要がない。これにより、ケーブル付きのイヤホンに近い感覚で利用が可能となる。

スマホケース、モバイルバッテリー、イヤホンをひとつにまとめた「SoundFlow」
引き出せば、すぐに使用できる
ケーブル付きイヤホンに近い感覚で利用可能

「SoundFlow」は、スマートフォン用のモバイルバッテリーとしても機能する。バッテリー容量は明記されていないが、「スマートフォンのバッテリー容量を倍加させる」とある。

イヤホン、スマートフォンの利用後は、「SoundFlow」のUSB Type-Cコネクタに充電用ケーブルを挿すだけ。これでスマートフォン本体、バッテリー、そしてイヤホンすべてに充電される仕組みだ。ワイヤレスイヤホンを使うようになって、充電器が2台になったのが鬱陶しいという人がいるが、それも「SoundFlow」が解消してくれる。

スマホケース、モバイルバッテリー、イヤホンをひとつにまとめた「SoundFlow」
Qiにも対応

開発したのはAscape Audio。同社は現在、「SoundFlow」の市販化に向けてクラウドファンディングサイトIndiegogoで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では、99ドルの出資+送料で「SoundFlow」を1個入手可能だ。出荷は2019年2月に予定されている。

スマホケース、モバイルバッテリー、イヤホンをひとつにまとめた「SoundFlow」
ひとつにまとまると、楽!

技適の取得についてAscape Audioに尋ねたところ、コミュニケーションディレクターであるSteve Garfalo氏より、同社は「SoundFlow」の各種認証(CE、RoHSなど)の取得プロセスを開始したばかりとの回答を得た。日本での各種認証の取得は未だ手付かずではあるが、今後進めて行くとのこと。「SoundFlow」に使用されているパーツの多くは日本で認証を取得している同等の製品と同じもの。また、出荷までにはまだ3か月以上の期間があることから、「SoundFlow」が認証を取得できない事態は考えにくいとのことだった。