家庭用インクジェットプリンター「DCP-J982N-W」

ブラザー工業のインクジェットプリンター「PRIVIO(プリビオ)」に、スマートフォンやタブレットから簡単に遠隔操作できる新モデル4機種が登場した。9月上旬より販売する。すべてA4複合機。

いずれもWi-Fi機能を備えており、専用アプリケーション「Brother iPrint & Scan」を入れたスマートフォンやタブレットと接続する。従来機の場合はPCで確認する必要のあった印刷枚数などのメンテナンス情報を、スマートフォンから簡単に確認できる。また操作ボタンの音量やパネルの明るさなどの設定もスマートフォンから設定できる。


年賀状のほか、季節のあいさつやダイレクトメール、喪中はがきなど通年で利用できる印刷用テンプレートを多数用意している。前年度追加した中で人気が高かった白紙テンプレートをはじめ、結婚や出産の報告にも使えるテンプレートなどを充実させ、年賀状以外にも使いやすくなった。

これに加え前面インク交換を新製品でも採用するほか、タッチパネルや用紙トレイ、印字の出力もすべて前面で行える仕様となっている。

なお4機種の内訳をみると、Wi-Fiのほか有線LAN機能を備え、自動文書送り(ADF)も可能なモデルとして本体カラーがホワイトの「DCP-J982N-W」とブラックの「DCP-J982N-B」があり、いずれもオープン価格だが店頭実勢は2万2,464円(税込、以下同じ)。さらにファクス機能も備えた「MFC-J903N」が2万6,784円。これらの機能を省き、Wi-Fiのみに絞った「DCP-J582N」が1万5,984円。