ウォークマン「RNW-ZX500」

「Spotify」や「YouTube」「Apple Music」などのストリーミングサービスをハイレゾリューション・オーディオ(ハイレゾ)相当の高音質で楽しめるウォークマン「RNW-ZX500」「A100」シリーズをソニーが11月2日より順次発売する。

いずれもAndroid OSを搭載し、Wi-Fi接続に対応。「mora」などのダウンロードサービスからPCを使わず直接音源を取得できる。


楽曲を自動解析してハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE HX」などにより、スマートフォンより鮮明かつ躍動感のある音響を楽しめるとする。両シリーズとも従来機種よりも大きな3.6型HD(1280×720ドット)タッチスクリーンディスプレイを搭載し、新たにインターフェイスとしてUSB Type-Cに対応する。

「NW-ZX500」シリーズは、直径4.4mmバランス接続対応のハイエンドモデル。ウォークマンのフラッグシップモデル「WM1」シリーズやデジタルミュージックプレーヤー「DMP-Z1」の要素を取り込み、高剛性の総削り出しアルミシャーシのほか、本体内に配置した銅の切削ブロックや強化した電源系統、高音質はんだなどで、高音質化を図っている。また最大11.2 MHzのDSDネイティブ再生と、384 kHz/32 bit PCM再生対応が可能。最大20時間の連続再生が可能なバッテリーも搭載する。

「NW-A100」シリーズは、ヘッドホンのh.ear (ヒア)シリーズと同じカラフルな5色を揃えたコンパクトなスタンダードモデル。最大11.2MHzまでのDSD再生(PCM変換)に対応する。

「NW-A105HN」には専用ヘッドホン「IER-NW510N」が付属し、外音取り込み機能やデジタルノイズキャンセリング機能も利用可能。最大26時間の連続再生が可能なバッテリーを搭載する。

さらにウォークマンの発売40周年を記念し、1号機のデザインを模したソフトケースを同梱し、当時のパッケージも再現した「NW-A100TPS」も限定発売する。

オープン価格だが店頭実勢は「NW-ZX507」がストレージ容量64GBで8万円前後(税別、以下同じ)、「NW-A107」が64GBで4万7,000円前後、「NW-A106」が32GBで3万7,000円前後、「NW-A105HN」が16GBで3万9,000円前後、「NW-A105」が16GBで3万2,000円前後、「NW-A100TPS」が16GBで4万2,000円前後となる見通し。