ニコンから光学83倍の超望遠コンデジ「COOLPIX P950」

ニコンのコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX P950」が2月7日に発売となる。光学83倍の超望遠ズームを備え、動画撮影機能と使いやすさも向上している。1月9日より予約を受付中。

2015年発売の「COOLPIX P900」後継機種。35mm判換算24~2,000mm相当の撮影画角を、最望遠側でも開放F値6.5の大口径レンズを備え、ダイナミックファインズームにより最大166倍、約4,000mm相当で撮影できる。光学ズームと電子ズームを併用すると332倍、約8,000mm相当までズームが可能。


有効画素数は1,605万画素、1/2.3型原色CMOSを搭載。「デュアル検知光学VR」により、ニコンのコンパクトデジタルカメラでは初となる手ブレ補正効果5.5段を達成している。また超望遠時のAF合焦時間を、望遠側で約0.52秒まで短縮しており、ブレやすい状況下の撮影を改善している。

動画撮影は4K UHD/30pに対応しているほか、露出が調節できる「マニュアル動画モード」やズーム速度の設定などが行えるようになっている。

鮮明な視界が得られる約236万ドットの有機EL電子ビューファインダーをはじめ、フォーカスモードの素早い切り換えが可能な「フォーカスモードセレクター」、機能の割り当てやピント調整が行える「サイドダイヤル」などを備え、使いやすさが向上した。さらに、アクセサリーシューを搭載し、野鳥や天体撮影時にフレーミングを補助する照準器「ドットサイト DF-M1」(別売)などのアクセサリーも装着できる。

記録媒体はSD/SDHC/SDXCメモリーカード対応。本体サイズは約140.2×109.6×149.8mm(突起部除く)、重さは約1,005g(電池、メモリーカード含む)。オープン価格だが店頭実勢は10万6,040円(税込)となる見通し。