プロジェクターとPCを無線でつなぐ「RICOH Wireless Projection Type1/Type2」

リコーは、ディスプレイやプロジェクターなどの映像機器とPCを無線で簡単に接続できる「RICOH Wireless Projection Type1/Type2」を販売している。

プロジェクターなどとPCを接続する際は、HDMIケーブルやVGAケーブルなどを用いて有線接続するのが一般的だが、複数のケーブルによって配線が散らかる、端子がわかりづらい、操作のためにプロジェクターを利用できる人の位置が限定されるなどの問題がある。


RICOH Wireless Projection Type1/Type2はディスプレイやプロジェクター側に接続する受信機(親機)と、PC側に接続する送信機(子機)で構成し、子機側のボタンを押すと機器同士をWi-Fiで接続する。特別なアプリケーションのインストールは不要。

最大64台の子機を増設でき、ボタンひとつで、どのPCとプロジェクターをつなぐかを次々と切り替えられる。わずか1秒以下で映像出力が移り変わり、高画質、高音質のデータも遅延なく転送できるとのこと。プレゼンテーション時の座席移動やケーブルの受け渡しなどのわずらわしさを解消する。

子機がHDMI(映像出力)とUSB type-A(電源供給)に対応した「Type1」、子機がUSB Type-C(映像出力/電源供給)に対応した「Type2」が選べる。親機の仕様は共通。

オープン価格だが店頭実勢はType1が12万円前後(税別、以下同じ)、Type2が14万円前後。追加のオプションボタン「RICOH Wireless Projection Option Button1」が5万円前後、同「RICOH Wireless Projection Option Button2」が6万5,000円前後となる。