インスタントカメラ「チェキ」に新入門機「instax mini 11」

富士フイルムは、写真を撮影したその場で印刷できるインスタントカメラ「instax(インスタックス)」シリーズのエントリーモデルを刷新し、「instax mini 11」4月上旬に発売する。また大理石調の絵柄をフレームにあしらったミニフィルム「BLUE MARBLE(ブルーマーブル)」とスクエアフィルム「WHITE MARBLE(ホワイトマーブル)」も投入する。

instax mini11はシャッターボタンを押すだけで自動で周囲の明るさを感知し、撮影シーンに合わせて最適なシャッタースピードやフラッシュ光量を調整する「オート露光機能」をエントリーモデルとしてはじめて搭載する。


instaxを初めて使う人でも、晴天の屋外など明るい場所から、レストランやパーティー会場など屋内の暗い場所まで、さまざまなシーンで被写体と背景を適切な明るさに調整した写真を簡単に撮影できる。

また電源を入れたあとレンズ先端部を一段引き出すだけで、セルフィー撮影や接写に適した「セルフィーモード」が楽しめる。

デザインも変更し、使いやすさに加え、ファッション性や携帯性を高めた。本体サイズは107.6×121.2×67.3mm、重さは293g。従来機に比べ薄型、軽量化を図りながら、手になじんで持ちやすい丸みのある形状で操作性も向上している。レンズ周辺部の素材と本体の素材の組み合わせも工夫しており、カメラの背面にはブランドロゴ「instax」の刻印をあしらう。

本体カラーはブラッシュピンク、スカイブルー、チャコールグレー、アイスホワイト、ライラックパープルの5種類。シャッターボタンにとりつけ可能な2種類のボタンアクセサリーをカメラとセットで用意する。オープン価格だが、店頭実勢は7,800円(税別)前後となる見通し。