コーエーテクモゲームス 1億円分の医療物資を寄贈

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症が世界的に拡大するなか、ゲーム開発会社のコーエーテクモゲームスは医療用物資1億円相当を確保し、横浜市に寄贈すると発表した。第1弾として高性能マスク6,000枚を引き渡す。海外の取引先の協力を得た。

コーエーテクモゲームスは、前身のひとつコーエーが人気ゲームソフト「信長の野望」発売後、1980年代から神奈川県横浜市に本社を置いており、市とのつながりは古い。


2020年4月現在、横浜市内の医療機関では医療スタッフが使う新型コロナウイルス感染防止のための防護服など医療用物資が不足し、安全が脅かされかねない状況となっており、コーエーテクモゲームスで協力可能なことを検討し、海外の取引先を通じて医療用物資を調達した。

コーエイテクモホールディングスは3月、横浜・みなとみらい21地区に本社を移転していることもあって、地元横浜市と市民への貢献のため寄贈を申し出た。寄贈品名、数量、寄贈時期、配布先などについては調整中。