アイリスオーヤマの角田工場

アイリスオーヤマでは、かねて計画を明らかにしていた国産マスクの生産稼働に向けて、宮城県角田工場に生産設備の搬入を開始した。今後順次搬入を進め、本格稼働に向けて生産ラインの立ち上げを行う。

アイリスオーヤマは、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に政府から要請を受け、従来のマスク生産拠点である大連工場(中国・遼寧省)と蘇州工場(中国・江蘇省)に加え、宮城県角田工場の一部を改修してマスクの生産を行う計画を発表している。


角田工場には生産設備が到着し、荷下ろしやクリーンルーム予定エリアへの搬入を行っている。なお、この計画に関する投資総額は約30億円で、100人を新規に雇用する。順次採用を予定している。マスクの生産能力は6月の稼働から順次増強し、7月には月間1億5,000万枚を見込んでいる。

生産するのは不織布マスクに加え、マスク用不織布。中間層フィルター「メルトブロー」、 内側と外側の単層不織布「スパンボンド」となる。
アイリスオーヤマ角田工場
住所:宮城県角田市小坂上小坂1
speech 口コミ ランキング:東船岡駅