米国ネバダ州のスタートアップ企業TruckHouseが、トヨタタコマベースのキャンピングカーBCTを発表しました。2月には生産を開始するとしています。

トヨタタコマベースのキャンピングカー TruckHouse BCT

タコマの走破力でどんな場所にも移動でき、その場所で快適なベースキャンプとなれるキャンプリグ。カーボンファイバー製のモノコックボディを採用しており、これによりシェル重量わずか227kgを達成しています。カーボンファイバーシェルは美しい外観をBCTに与えただけでなく、走破性の高さ、低重心による運転のしやすさも実現しました。

トヨタタコマベースのキャンピングカー TruckHouse BCT

走破性をより高めるために、フロントサスペンションやリアアクスルなどもアップグレード。ブレーキなどもより高性能なものと換装されています。これらにより、BCTは一般的な駐車場に入れられるコンパクトボディを維持しながら、荒れた非舗装道路も快適に走行でき、高速走行時の制動距離が短いキャンピングカーに仕上げられました。

トヨタタコマベースのキャンピングカー TruckHouse BCT

室内の特徴は前後左右に取り付けられた大きな窓。どの場所にいても外の景色を楽しめるデザインとされています。タコマのキャビンからのパススルー機能も装備。外にでなくてもBCTに移動できます。

トヨタタコマベースのキャンピングカー TruckHouse BCT

ベッドはダイニング部分をフルサイズベッドとして利用可能。また、運転席上にはクイーンサイズベッドが装備され、合計で4人が就寝できます。

製造はすべて受注生産。価格はベースプライスが2万8,500ドル。オプション等を装着した場合、最高で3万8,000ドルとなる予定です。