ホンダは「Dio110」をフルモデルチェンジし、2月25日に販売開始する。新設計エンジン「eSP」や軽量・高剛性フレーム「eSAF」を採用している。
新設計エンジン「eSP」では、燃焼室をコンパクト化し圧縮比を高め、内径×行程を変更することでロングストローク化。低・中回転域の出力およびトルクを向上させ、軽快で力強い走りとした。駆動系には、エンジンからの動力をより効率的に後輪に伝達する「ダブルコグベルト」を採用している。
新設計フレーム「eSAF」では、高張力鋼板(ハイテン材)を使用し、高剛性かつ軽量化実現した。フレームはプレス成型とし、成型した骨格の溶接をレーザーで行っている。また、プレス成型の利点を活かし、縦方向からの外力に強いフレームとすることで、サスペンションが路面から受ける衝撃の吸収力をより高めた。
装備では、新規に「Honda SMART Key」システムを採用。スマートキーを取り出すことなく、メインスイッチノブの解施錠を可能とした。
装備ではその他、フタ付きの「フロントインナーボックス」を新たに採用した。また、メーターにはECOインジケーターや走行距離などを表示する液晶ディスプレイをアナログメーター内に採用し、使い勝手を高めている。
スタイリングでは、マフラーカバーやフロアステップなどに幾何学模様を施し、上質感を演出した。
カラーリングは「パールジャスミンホワイト」「ディセントシルバーメタリック」「マットスターリーブルーメタリック」「マットギャラクシーブラックメタリック」の4色設定。このうち、マットカラー専用の仕様として、車体後方側面に立体エンブレムを、シートにグレーのステッチを施している。
車体後方側面に立体エンブレム シートにグレーのステッチ
価格は24万2,000円。マットカラー仕様は24万5,300円。