LEXUSが新型「ES」を世界初公開

LEXUSは新型「ES」を世界初公開した。静粛性と乗り心地の向上、デザインの進化、先進予防安全技術の採用を特徴としている。

LEXUSが新型「ES」を世界初公開

■ 静粛性と乗り心地の向上
新型「ES」では静粛性と乗り心地を向上させ、快適性を磨き上げた。また、ドライバーの意図に忠実でリニアな応答を追求している。


◆ 最新AVSソレノイド採用
「F SPORT」には新型のアクチュエータを用いた最新のリニアソレノイド式AVSを採用。油圧制御用ソレノイドのオイル流量制御バルブの流路を拡大して低減衰力に対応可能とした。また、減衰力の可変幅を拡大することで上質な乗り心地と操舵応答性や安定性を両立している。

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◆ リヤサスペンションメンバーブレースの剛性向上
1枚板による構造から2枚の板を合わせた構造に変更することで剛性を向上。ねじりや曲げに対する剛性を高め、乗り心地を向上させた。また、高速のレーンチェンジといったシーンにおいても、よりリニアで、ドライバーの意のままのドライビングフィールを実現している。

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◆ ブレーキのコントロール性を向上
電子制御ブレーキシステムの制御定数を変更し、ブレーキのコントロール性を向上した。また、ブレーキペダルパッド形状変更により足裏との接触範囲を拡大し、ペダル踏み込み時の安定感を向上している。

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■ デザインの進化
エクステリアではフロントグリル、ヘッドランプの意匠を変更した。インテリアでは新規開発の内装色「モーヴ」を採用している。また、人間中心の考え方に基づきマルチメディアシステムをタッチディスプレイ化した。その他、スイッチをステアリング周辺に集約するなど、操作性を追求している。

◆ エクステリア
・フロントグリル意匠変更
フロントグリルはメッシュパターンを採用し、横方向の流れを強調するL字ユニットの集合体で構成している。また、グリルの押出しを強調し、質感を向上した。

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・ ヘッドランプ意匠変更
ランプは新小型ユニットに変更。3眼ランプでは新薄型ランプユニット採用により鋭い表情に変更した。3眼ランプではブレードスキャン式アダプティブハイビームシステム(AHS)を採用している。

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・ ホイール
17インチホイールはスポーク端部を太くして切削光輝加工の質感を強調し、V字に重ね合わせることでスポーティな印象を付与した。

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ベースグレードに標準装備される18インチホイールは切削光輝加工とブラック塗装のコントラストで高級感を演出している。「F SPORT」専用19インチホイールでは、フロントグリルの黒色とマッチする黒色のホイールを採用し、引き締まった印象を付与した。

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◆ インテリア
・ マルチメディアシステム
マルチメディアシステムをタッチディスプレイ化。ドライバーとディスプレイとの最適な距離と角度を探求してディスプレイを約100mm近づけた。角度を約5度傾けることでドライバーの手が画面隅まで届くよう工夫している。

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・ インテリアカラー
インテリアカラーでは「ヘーゼル」を新規採用した。また、ブラウン系でグレイッシュなトーンの「モーヴ」を新規開発している。

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「F SPORT」では「ホワイト」を新規採用。また、「ホワイト」「フレアレッド」のシートクッションとシートバックにブラックの配色を加え、スポーティな印象を付与している。

■ 先進予防安全技術の採用
これまでのモデルで培った安全技術により、さらなる進化を遂げた「Lexus Safety System +」を採用している。従来からの「単眼カメラ+ミリ波レーダー」の構成はそのままに、緊急時操舵支援などの機能追加や車線認識性能の向上を実現した。

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加えてデジタルアウターミラー、インナーミラーともにカメラをアップデート。LEDのちらつきを大幅に低減するとともに画質を向上させ、昼夜ともに優れた視認性を実現した。

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日本での新型「ES」の発売は、2021年秋頃に予定されている。