コロナ禍で出前市場は拡大中。とはいえすべての料理が宅配に対応できるわけではありません。出来立て、作り立てでないと美味しくない料理は出前が困難ですし、お店で自分で調理しその調理までも楽しむ料理は、自宅で100％再現することは困難です。
韓国焼肉レストランカーは、その再現にチャレンジしたサービス。サンフランシスコやハワイ、ラスベガスなどで複数の店舗を経営するオーナーシェフChris Ohさんが2021年1月からロサンゼルスでサービスを展開しています。
“肉を焼く楽しさ”も宅配する
韓国焼肉レストランカー
韓国焼肉レストランカー
宅配（？）を依頼すると、韓国焼肉レストランカーが指定された場所にやってきます。このクルマには電動焼肉テーブルが組み込まれていて、リアゲートからせり出してきて4人用の焼肉スペースを作り出します。
宅配を依頼するとレストランカーやってきます
リアには4人用の電動焼肉テーブルが組み込まれています
テーブル中央には焼肉用グリルが設置され、その周囲はコーンチーズエリアが。そして、テーブル端には大型のテレビも装備されています。
コーンチーズはビールに合いますよね
メニューには肉の他、野菜やビールなどが含まれます。また、A5ランクの宮崎牛をオーダーすることもできるのだとか。
宮崎牛ブランド、強いな…。
Chris Ohさんは韓国焼肉レストランカーを利用し、肉を焼く楽しさを含めた韓国焼肉の美味しさを、密にならない屋外で提供しています。
家族やルームシェアしている友達にぴったり
韓国焼肉レストランカーの予約は専用予約サイトで受け付けていて、4人分のメニューが500ドルから。ちょっとお高い感じもしますが、特別な日に特別な場所で楽しむには良いのでは？A5和牛をプラスすればもっと特別感を強調できそうですしね。残念ながら日本にまでは届けてくれませんが、このたくましいアイディアは素敵です。
（本稿内の画像についてはChris Ohさんに許諾を頂き、The Korean BBQ Carの公式Webサイトから転載しました。Chris Ohさんありがとうございました）
