
「Sigees」は、本体から矢印が飛び出して後続車に右左折の意志を伝達する自転車用の流れるウインカー。アイルランドダブリンに本拠をおくSigeesが開発しました。

自転車のハンドルバーに装着して使用するデバイス。シンプルな構造で複雑な配線が不要なのが「Sigees」の特徴のひとつで、ほとんどの自転車に簡単に装着できます。

操作も驚くほどシンプル。スライドバー(矢印の根本部分)を親指でスライドさせて外に出すという仕組みを採用しています。これによって操作ミスは発生しにくく、電池切れで動作しないこともなく、万が一故障しても誰でも修理できるという構造を実現しました。

なんてシンプルなんだ!


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夜間は黄色い矢印を、クルマの流れるウインカーのように光らせることで、暗い道路でも右左折の意志を伝達可能としています。電源にはCR2032電池を使用します。

「Sigees」を使用していると、街を歩く人や車道を走る車のドライバーから注目を集めそう。でもこれも開発者の狙いの一つでもあります。注目を集めることで、例えばクルマの左折時の自転車巻き込み事故が減少することをSigeesは目指しています。

Sigeesは現在、「Sigees」の商品化に向けてクラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では、35ユーロの出資で「Sigees」を1個入手できます。また、日本への送料が9ユーロかかるほか、手数料も支払う必要があります。詳細はKickstarterサイト内のプロジェクトページ「Sigees - Scooter & Bike Indicators」で確認してください。