ざっくりとした自転車用ナビBeeline「Velo」に進化した「Velo 2」登場

自転車用ナビBeeline「Velo」に、進化したニューバージョン「Velo 2」が登場しました。「Velo」購入者からの要望を反映し、より使いやすい機能性を備えています。

ざっくりとした自転車用ナビBeeline「Velo」に進化した「Velo 2」登場
自転車用ナビBeeline「Velo」に
進化したニューバージョン「Velo 2」

初代モデルであるBeelineは、自転車でスマートフォンナビを使用する際の問題点解消を目指した商品でした。自転車での走行中にスマートフォンの画面を見ると、情報量の多さのため現在地の把握や目的地の方向の確認に時間がかかってしまいます。交通量の多い道路では、これが危険な事態を招くことも。


ざっくりとした自転車用ナビBeeline「Velo」に進化した「Velo 2」登場
走りながらナビ画面をチェックするのは危険なことも

Beelineでは大き目の矢印マークと数字で、目的地までの方向と距離だけを教えてくれるという仕組みを採用。これによって、走行中でも一瞬で進むべき方向を把握可能にしました。

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スマートフォンナビの必要最低限の情報をサイクリストにお届け
ちなみに、目的地は斜め右方向

また、基本的に多くのナビシステムはクルマでの使用を想定して走行ルートが作成されています。でも、街中ではクルマやバイクは通れないけど、自転車が通行できる道も案外多いもの。また、その逆もありえます。方向のみのナビにすることで、利用者はサイクリストとしての本能(?)を発揮。自転車ならではの近道を発見することを可能としています。

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階段を上るとショートカットできるはず!

「Velo 2」でも同じ機能は「コンパスモード」として残されていますが、さらに一般的なナビと同じように機能する「ルートモード」も利用可能になっています。このモードでは右左折すべき交差点までの距離と、その交差点で左右どちらに曲がるべきかを知らせてくれます。

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目的地までの方向を教えてくれる「コンパスモード」

ざっくりとした自転車用ナビBeeline「Velo」に進化した「Velo 2」登場
画面は以前の製品とほぼ同じです

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新たに追加された「ルートモード」
一般的なナビと同様に機能します

画面はボタンを押すことで切り替えが可能。切り替えることで、走行速度や走行距離、予想到着時刻なども表示可能となりました。

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走行速度や走行距離

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予想到着時刻などの表示も可能
もはや全然“ざっくり”はしていません

充電は「Velo」ではmicro USB経由でしたが、「Velo 2」ではUSB Type-C経由に変更されています。現在ではmicro USBデバイスは数少なくなっていて、スマートフォンを含め多くのデバイスがUSB Type-Cを採用しているので、これは現実的な対応と言えるでしょう。ちなみに、バッテリーはフル充電すると最大で20時間利用できます。

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製品にはUSB Type-Cケーブルが付属します

その他、画面表示領域の拡大や、自転車マウントの改良などが施されています。

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「Velo」での自転車へのマウント方式

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「Velo 2」のマウント方式
90度回して装着します

Beelineは今回もクラウドファンディングサイトKickstarterで先行販売を実施中。入手方法などについて詳細はKickstarterサイト内のプロジェクトページ「Beeline Velo 2: Better cycling routes, navigation & tracking」を参照してください。