
IKEAが空気清浄機「STARKVIND」を発表しました。高性能の空気清浄機でありながら家具の外観を持ち、さらに“スマートホーム”の一部しても機能する製品です。

ペットの抜け毛対策にも
IKEAにとっては、“スマートホーム”とはガジェットを開発・販売することではないそう。そうではなく、家具の製造ノウハウにテクノロジーやデジタルソリューションを組み合わせることだそうです。今回発表された「STARKVIND」もこの考えをベースに開発されており、IKEAらしいデザインのサイドテーブルに空気清浄機の機能を付与することで、より快適な部屋・家の実現を目指しています。
「STARKVIND」のテーブルトップには花瓶やライト、テレビのリモコンなどを置くことができます。空気清浄機機能はテーブルトップの下に装備されているので、空間の有効活用が可能に。うっかり空気清浄機に躓いたりすることが無くなります。またデザインも従来の空気清浄機とは異なり、部屋に自然になじむものとなっています。

目立ちにくいデザインとされました
空気清浄機としては3つのフィルターを装備。1つ目のフィルターが髪の毛やホコリなどを、2つ目のフィルターが微小粒子状物質(PM2.5)をキャッチし、3つ目のフィルターがたばこや料理のニオイを除去します。
ファンの回転速度は5段階から選択可能。オートモードも用意され、このモードではセンサーが空気中のPM2.5の量を計測して最適なファン回転速度に自動調整します。最大20平方メートル(約11畳)までの部屋に対応できます。
「STARKVIND」は単独でも利用できますが、IKEAのTRADFRI トロードフリ ゲートウェイに接続すれば、スマートフォンのIKEA Home smartアプリからコントロールが可能となります。アプリでは現在の空気の質を確認することも。
これまではできることが限られていたIKEAのスマートホームシステムですが、空気清浄機が加われば、魅力がアップしそうですね。

スマートフォンアプリIKEA Home smart
発売は20021年10月頃の予定。発売時期や価格は地域によって異なるので、イケア・ジャパンの発表を待ちましょう。