ホンダ 新型「CIVIC」発売

ホンダはハッチバックスタイルの新型「CIVIC(シビック)」を9月3日に販売開始する。11代目となる新型ではグランドコンセプトを“爽快シビック”に設定。ホンダのクルマづくりの基本である「人中心」の考え方を掘り下げて、乗る人全員が「爽快」になれるクルマを目指した。

ホンダ 新型「CIVIC」発売
グランドコンセプトは“爽快シビック”
ホンダ 新型「CIVIC」発売

パワートレイン

エンジンは1.5L直噴VTEC TURBOをさらに進化させ、応答性とリニアな出力特性に磨きをかけた。これに組み合わされるトランスミッションでは、CVTに加え6速MTを設定。CVTは進化したエンジンを生かした制御とし、加速フィールとエンジンサウンドが一体となった心地よさを追求した。


ホンダ 新型「CIVIC」発売
加速フィールとエンジンサウンドが一体となった“爽快感”を追求したCVT

6速MTではシフトレバーのショートストローク化と高剛性化により、スポーティーでダイレクト感のあるシフトフィールを目指した。

ホンダ 新型「CIVIC」発売
スポーティーでダイレクト感のある6MT

エクステリア

エクステリアは、広く運転しやすい室内空間を持ったキャビンを追求しながら、流れるようなプロポーションを創出。サイドはフロントフードからリアエンドまで水平基調を低く一気に繋げることで、低重心で伸びやかなクーペイメージをさらに強調し、力強く軽快な走りを予感させるデザインとした。

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低重心で伸びやかなクーペイメージを強調したサイドビュー

インテリア

インテリアでは不要なデザイン要素を排した造形を目指した。また、直感的に操作しやすく触感にもこだわったスイッチを配置。心地よい五感への刺激などを重視し、心地のよい移動ができる空間とした。

ホンダ 新型「CIVIC」発売
触感にもこだわったスイッチを配置

「直感操作・瞬間認知」を追求し、10.2インチのフルグラフィックメーターを採用した。メーターの左半分にオーディオなどのインフォテインメントの情報を、右半分にはHonda SENSINGやナビなどの運転支援情報等をそれぞれ表示。ステアリングスイッチの位置と同様の左右配置とすることで、直感的な操作をサポートする。

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メーター表示とステアリングスイッチの左右配置を同じにして
直感操作を可能に

新型「シビック」の室内環境に適した専用オーディオをBOSEと共同開発。ボーズ独自のサラウンドアップミックス技術「Centerpoint(センターポイント)」を採用し、サブウーファーを含む12個のスピーカーを搭載した。

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12個のスピーカーを搭載したオーディオシステム

パッケージング

乗る人全員が「爽快」になれるクルマを目指し、開放的な空間と気持ちのよい視界を目指した。低く水平基調のベルトラインと、広い水平視野角がこれを実現している。

ホンダ 新型「CIVIC」発売
乗る人全員が「爽快」になれるパッケージング

ホイールベースを延長して前後席の距離を35mm拡大。後席の居住性を向上した。また、荷室容量はクラストップレベルとなる452Lを実現している。

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荷室容量はクラストップレベル

ボディーカラーは「プラチナホワイト・パール」「クリスタルブラック・パール」「ソニックグレー・パール」「プレミアムクリスタルレッド・メタリック」「プレミアムクリスタルブルー・メタリック」の5色展開で、全国メーカー希望小売価格は「LX」が319万円で、「EX」が353万9,800円。

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ボディーカラー「プラチナホワイト・パール」

ホンダは「e:HEV」を搭載したハイブリッドモデルと、新型「シビック TYPE R」の発売を2022年に予定している。